2014年 07月 02日
先のブログにも書いた先週の土曜日に東京国立博物館に行った際、気が付くことがありまして。 博物館、美術館は、展示品の劣化等に気を使いますが、照明には特に注意を払います。 今回もそういった配慮は当然為されていて、部屋も暗く、更に、物がモノだけに、掛け軸等、ピンスポットも当てられない品々が多く、見る側からすると、かなり見難い状況でした。 そんな中で、慣れた方は、小さな双眼鏡を用意されていまして、わたしもまた秋になったら始まる企画を見に来るつもりもあり、有ってもいいな、とそんな気持ちになりました。 帰宅して、細に、その話をすると、買いましょうよ、ということになり、ネットで調べると、ひとつだけ、美術館等で使うには最も相応しく、また気になる機構を持つ双眼鏡を見つけました。 "Pentax Papilio(パピリオ) 6.5*21" どこが他と違うか、、、最短のピント距離が50cm! 近くの展示物を見るには、このくらいの短距離で使える双眼鏡が必要となります。 他のメーカーの物でピント距離の短いものは1m位からですが、その場合は単眼鏡として使うよう注意も書き添えてありますから、Pentaxパピリオは断トツの一番。 その機構はというと、、、人の目は近くの物を見る際には、「寄り目」になることを理解できると思いますが、この双眼鏡はその「寄り目」になるんです。特許はミノルタにありそうなんですがね。 見た目はちょっとゴツイんですがね。 接眼レンズを覗き近くの物を見ると、ちょうどマクロレンズで見るようです。 双眼鏡の倍率1倍は35mmフルサイズカメラ用の50mmレンズに相当するそうなので、倍率6.5倍は焦点距離325mm、最短撮影距離50cmの双眼のマクロレンズで見る景色となります。如何でしょうか。 ↓ピントが50cmのときの対物レンズの位置。 ↓ピントを遠くにしたとき。 「寄り目」のガイド溝が見れます。 尚、着いたのは昨日。昨日は細が同じく東京国立博物館へ向かいました。もう一日早く着けば使えたんですが、、、 なぜ、夫婦で一緒に行かないのか?あまり仲が良くない、、、 実は母の介護があるので、二人一緒で出かけるのはなかなか、、、なんです。ご了解下さい。 /D7000
by eastcoast92
| 2014-07-02 16:26
| カメラ
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