人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2014年 07月 02日
Pentax Papilio 6.5*21
先のブログにも書いた先週の土曜日に東京国立博物館に行った際、気が付くことがありまして。
博物館、美術館は、展示品の劣化等に気を使いますが、照明には特に注意を払います。
今回もそういった配慮は当然為されていて、部屋も暗く、更に、物がモノだけに、掛け軸等、ピンスポットも当てられない品々が多く、見る側からすると、かなり見難い状況でした。
そんな中で、慣れた方は、小さな双眼鏡を用意されていまして、わたしもまた秋になったら始まる企画を見に来るつもりもあり、有ってもいいな、とそんな気持ちになりました。
帰宅して、細に、その話をすると、買いましょうよ、ということになり、ネットで調べると、ひとつだけ、美術館等で使うには最も相応しく、また気になる機構を持つ双眼鏡を見つけました。

 "Pentax Papilio(パピリオ) 6.5*21"
Pentax Papilio 6.5*21_c0116284_15551173.jpg


どこが他と違うか、、、最短のピント距離が50cm!
近くの展示物を見るには、このくらいの短距離で使える双眼鏡が必要となります。
他のメーカーの物でピント距離の短いものは1m位からですが、その場合は単眼鏡として使うよう注意も書き添えてありますから、Pentaxパピリオは断トツの一番。
その機構はというと、、、人の目は近くの物を見る際には、「寄り目」になることを理解できると思いますが、この双眼鏡はその「寄り目」になるんです。特許はミノルタにありそうなんですがね。

見た目はちょっとゴツイんですがね。
接眼レンズを覗き近くの物を見ると、ちょうどマクロレンズで見るようです。
双眼鏡の倍率1倍は35mmフルサイズカメラ用の50mmレンズに相当するそうなので、倍率6.5倍は焦点距離325mm、最短撮影距離50cmの双眼のマクロレンズで見る景色となります。如何でしょうか。

↓ピントが50cmのときの対物レンズの位置。
Pentax Papilio 6.5*21_c0116284_1559126.jpg

↓ピントを遠くにしたとき。 「寄り目」のガイド溝が見れます。
Pentax Papilio 6.5*21_c0116284_1601272.jpg


尚、着いたのは昨日。昨日は細が同じく東京国立博物館へ向かいました。もう一日早く着けば使えたんですが、、、
なぜ、夫婦で一緒に行かないのか?あまり仲が良くない、、、

実は母の介護があるので、二人一緒で出かけるのはなかなか、、、なんです。ご了解下さい。

/D7000

by eastcoast92 | 2014-07-02 16:26 | カメラ


<< 蓮      猿にやられた。 >>