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2015年 04月 16日
一週間が経ち
4月9日の夜中、もう10日になろうとする時間、母は冥途へと旅立ち。
1月に老健へ入所、3月に病院へ入院、母の人生のエピローグはこちらの思い描くような、安寧なものにはならなかった。
これも人生。満97歳。

15年前、父も同じく最期は病院で迎えた。3ヶ月ほどの入院だったが、互いの意志を交わせるような状態ではなく、人工呼吸器に世話になる病床だった。
母はそんな伴侶を亡くした数日後、「おじいさんも何年も長患いした訳でもなく、あの世へ行ったのだから、まあまあ上等な最期だったな」と私に確認するように言ったことがあった。
去年、10月頃だったか、突然母は私に、「今までいろいろお世話になって、ありがとうございました。」いきなり言われびっくり。
母の認知症もだいぶ進んだ頃で、苦笑いして聞いていたが、これはひょっとしたら仏様のお告げで、明日にでも「旅立ち」か!と思って数日様子を見ていたが、そういうことは無かった(笑)。

母の死からもう一週間、わたしの生きてきた中で、一番早く過ぎた一週間のように思う。
また次は49日の準備。親族への法事の案内、昼食会場探し、香典返し、、、やることは多い。
更に、中断させていた自宅の屋根の改修工事も明日から始まる。いや~忙しない。

病院での立ち合いから、現在まで、母の死を考えると、わたしには後悔に似た思いがあるのも事実だ。
しかし、それは早々に振り払う努力も必要だと思っている。自分の明日のためにだ。
そう、母が父が投げかけた言葉をわたしも遺影に向かい言うことにする。
 「上等な最期だったよ。」

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母の育てた花を撮ってみました。そろそろカメラを持ってパチリパチリといきたいと思います。
 /K20D:1・2・5・6 & D7000:3・4

Bill Evans - You and The Night and The Music


by eastcoast92 | 2015-04-16 11:17 | 自然


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